ブレイド



 メインコンテンツが決まらないので、軽い気持ちで初めた仮面ライダーブレイドの感想
結局最後まで走り抜けてしましました。
 今後は、若干のコンテンツ整理と加筆修正の後、更新を終了するつもりです。
(劇場版のディレクターズカット版について5月に書くツモリではありますが)
一年間、ありがとうございました。

劇場版の感想は、コチラから(ネタバレ注意)

ライダー解説/ テレビ朝日公式/東映公式/劇場版公式


04/1/28 最終話、ライダー解説更新


最終話
 一年間追いつづけて来たいよいよ最終回です。
なんかこう、レビューやってたせいか、例年以上に感慨深いものがあります。

 正直なところ、今の状況を生み出したのはライダー達が
「始を信じる」という事以外に何も手を打たずに52体を封印したから起こった事だと言える訳で
もし嶋さんを事前に解放する事を思いついていれば、こうはならなかったし
ダークローチに殺されずにすんだ人もいたと思う。
(まさか、アレだけの数がいて被害者0って訳にもいかないだろう)
 もっと言うなら、“バトルファイト決着後はアンデッドを解放できない”というルールを捻じ曲げて
アンデッド達を解放した、広瀬義人が使った解放装置を使えば
もっと別の手が打てたんじゃないだろうか?
(たとえ橘さんが装置の詳細を知らなくとも、烏丸所長は知ってるだろ、いくらなんでも)
 そう考えると、剣崎があそこまでする必要は無かったかもしれない…
そう考えるとチョット切ないものがあります…
(まあ、そんな結末は盛り上がらないのは判ってるんですが!)

 『ダブルジョーカー』『ブラック&ホワイト』などのキーワードで存在が示唆されてきたアルビノジョーカー
私としては、アルビノは現状では存在せず、53体全てが封印され、勝者不在になってしまった時に
モノリスによって起動される「バトルファイト再開用・予備アンデッド」だったんじゃないかと解釈してます。

 劇場版との関連性ですが、パラレルと言うよりは、剣崎の決断により分岐したマルチエンディングだと思う。
定められた運命通りジョーカーを封印したのが劇場版…それ以外の答えを見出したのが今回の最終回…と言う感じで


・キングフォーム乱発
 これ観ただけで、「ああ、やっぱりそういう事か」と思ってしまった。
ここらへん、毎週真面目に観てればピンと来ると思う。

・烏丸所長、帰還
 いまさらか!所長!結局の所、ボードストーンの秘密ってなんだったんですか!
…そんな答えをいまさら期待するだけ無駄か(笑)
 ここは、ギリギリ再登場してくれたのを素直に喜ぶべきかと
やっぱ雰囲気ありますわ。この人

・ダディ生還
 やっぱり生きていたダディ。よかったよかった
でも「ギリギリの所を烏丸所長に助けられた」って…
あんな海岸沿いで何やってたんだ所長
 ギャレンバックルは壊れてるので変身は不可能です。
ああ、やっぱギャレンのキングフォームは幻へ…

・列島全域、非常事態宣言
「これほどの大群では…警察も軍隊も無力だ」
チョット気になるんだけど、数が少なければ警察や自衛隊の火力でもどうにかなるんだろうか?
このあたり、自衛隊と戦うダークローチみたいな描写が無いから謎だ。
 ブレイバックルを手にジョーカー封印へ向かおうとするダディ
つか、橘さんもブレイドに変身出来るんだろうか?
同じボード製ライダーだから、求められる適合者の資質も同じなのかもしれぬ。

・剣崎の決意
「戦って…待っていたんです!」
自分のジョーカー化が促進するまでジョーカーとの戦いを避けていた剣崎
…しかしその間に犠牲になった人が確かにいる事を、忘れてはいないか?

・始まりと終わりが集う場所
「ここから俺とお前は始まったのかもしれない」
伊坂とギャレンに負け、倒れていた始を剣崎が介抱した場所…
剣崎と始の友情が、始まった場所
全てを終わらせるため、始と剣崎が今、対峙する場所
巡り巡って、この場所に辿り付いた事に、グッと来た。

・カリス VS ブレイド
 かつては手も足も出なかったカリスと互角以上の戦いをする剣崎
強くなってます剣崎…技術も…精神的にも

・ジョーカー VS ブレイド
「アンデッドは全て封印した…お前が最後だ…ジョーカー!!」
「俺とお前は…戦う事でしか判り合えない!!!」
剣崎に封印される事を決意した始――――
始を封印する以外の解決法を胸に秘めた剣崎――――
2人の最終決戦が今―――
 劇場版冒頭と酷似したこのシーン
2人(特に剣崎)の感情のニュアンスの違いが最大の見所だと思います

・剣崎の真意
 所長による解説
「ああ、やっぱりそうか」というのが素直な感想

・バトルファイトの真実
「神様…」
「神など居ない。このバトルファイトも元はと言えば地球に住む生物達が望んだモノだ
 己が進化だけを望む闘争本能…それら全てが融合してバトルファイトというシステムを生んだのはないだろうか?」
まあアレだ。神など居ないと断言してる割に、台詞の最後が疑問系ってのはどうなんだ所長
つまりは、それはアナタの想像に過ぎないって事じゃないデスカ

ダディ VS ダークローチ
 いや、生身じゃ絶対に勝てないよな(笑)
ジャンプでカッコ良く飛び越えたものの、結局掴まるダディ萌え
威勢良く飛び出してった意味ねぇ!
ああ…せめてファイアランバスを使っていれば!

・剣崎、ジョーカー化
 剣崎から滴る緑色の血、ブレイバックルの下から覗くジョーカーのバックル
ソレを観た始の泣きそうな顔が何とも言えない。
 2人は戦わない。逢う事も無い。触れ合う事も無い
だからこそ剣崎は去る…正直、ここは予想外だった。
バトルファイト中断でハッピーエンドだと思っていただけに


 剣崎のおかげで、人としての幸せを手にした始―――
劇場版とは真逆の結末となった訳ですが
いいエンディングだったんじゃないですしょうか
 仮面ライダーブレイドという作品は、お世辞にも出来が良かったとはいえない作品だとは思ってます。
序盤は話もグダグダでしたし、役者の演技力も正直、最初はアレでした。
ただ劇場版が公開された秋以降、格段に面白くなったと思いますし、
冒頭から「運命と戦う」というテーマだけは一貫してた作品だと思います。
 一年間、観続けて良かったと今は心から思っています…一年間ありがとう!さらば剣崎一真!


第48話
 いよいよ長石組撮りの最終章へ突入、このまま劇場版へとつながるのか!?

・アバンタイトル
 ダークローチに襲われる警官を演じるのは、なんと黒田勇樹
彼は志村純一なのか?それとも…
このあたり本編では描写されないみたいです。

・ダークローチ増殖
 まずは久々にブレイドのキックが見れたのが嬉しい。
圧倒的な数に対する脅威、疲弊するライダー達…と
劇場版には無かったある種の絶望感が漂ってて良いと思う。
 この絶望的な状況を生んだのはライダー達が相川始を最後まで信じたから…
というのは皮肉でしか無いですね。

・ダークローチ発生の原因
「剣崎さんだって判ってる筈です!あいつ等が発生してる原因は…相川始…ジョーカー」
一番の問題は、ジョーカーを封印してもこの現象が止まるとは限らないという事
すでに世界のリセットは開始されている訳ですし

・一週間前
 虎太郎のナレーションが、何時もと違った雰囲気を出してて良い感じ。
 大破したギャレンバックル…間単に直せるものでも無いだろうし
たとえダディが生きていたとしても、ギャレン復活はもう無いと思われます。
(このあたり、ギャレンのキングフォームを出したくないバンダイ側の思惑が絡んでるのかな…)
 アンデッドサーチャーに多数の反応…今までに無かった絶望感がやっぱ出てるなぁ

・カリス絶叫
「あの家にだけは…誰も近づけない!!!」
カリスの姿も維持できず、それでもハカランダを守ろうとする始
熱く…それゆえに痛々しい。
不死生物ゆえに、自殺する事すら出来ない始が辛すぎる。

・レンゲル・ブレイド VS ジョーカー
「睦月!リモートだ!!」
あああ!馬鹿剣崎!先週それに気付いてればlこんな事にはならなかったのに!
 アンデッドが2体いれば、バトルファイトは終了しない。世界も滅ばない
ゆえに嶋さんを復活させようとするものの、バトルファイトが終了してるゆえ無効に
このあたり、劇場版のカリス復活シーンと決定的に矛盾してるんですが
(このルールがあるなら、レンゲルがジョーカーをリモートするのは不可能だった筈だし)
 現存しているアンデッドを増やす方法は、実はもう一つだけある。
今までの展開…特に広瀬義人の事が剣崎に対して実行しようとしていた事を思い出せば自然と判る筈…
もし劇場版と最終回が繋がらないのなら…
それこそが、この物語に終止符を打つ切札になるのではないだろうか?

・レンゲル VS ジョーカー
 奮戦するも、レンゲルもここで脱落
次回予告に出てたから睦月は死んではいないと思う。
始がギリギリの所でトドメだけは刺さなかったと信じたい。

 そんな訳で次回はいよいよ最終回
劇場版に繋がるのなら2人は雌雄を決する事になるのでしょうが
でも、もし…繋がらないとしたら?
…もう余計な事は考えず、素直に期待したいと思います。


第47話
 『ギャレン消滅』なんていう恐すぎるタイトルな今回
そういえば一年前のこの時期、お亡くなりになったライダーが居たなぁと思いつつ
47話でございます。

・ジャンクション
 デカレンジャーのすぐ後にやってる「この後すぐ」っていうアレ
ワイルドカリスの身長が妙に低い気がする。
ひょっとして中の人は森本さん?
去年もこう言う事があったし

・モノリス逃亡
 ダディが触った瞬間、モノリスが消滅
つか、なにやってんだダディ!
天王路は何らかの手段でモノリスを拘束してたのかな?

・睦月と剣崎
 さりげなく剣崎が約一年ぶりボードのジャケット着てるや。

・睦月と望美
 「ライダーの仕事はいいの?」
仕事といいつつ、睦月には一回たりとも給料は振り込まれていないと言う罠が

・ギラファと始
 天音の父親が死んだのはこの2人の交戦の巻き添えだった訳ですが…
劇場版の設定が生きているなら、この直前に“アレ”の封印が解かれているはずですが?

・カリス VS ギラファ
 ケルベロスに吸収されたチェンジビートルはどうなったんだろう?

・ギャレン VS レンゲル
 ヒューマンアンデッドを解放した上でジョーカーとギラファを封印するというダディの案は
もの凄く現実的で合理的だと思う。
 始を信じたい剣崎と睦月の気持ちも判るが、地球の全生命を天秤かけた場合
ダディの考えた方法が1番安全で確実なんですよね。
 「やっぱり…強いですね…橘さんは…」
一瞬でレンゲルを倒したギャレン…なんですが睦月は利き手の怪我という圧倒的ハンデが
むしろココは、ギャレンが勝って当然な戦いかと
 結局、始を封印する事が出来なかったダディの選択は、仲間を…ジョーカーを守る事だった訳ですね

・ギラファ VS ギャレン
 久々の変身ポーズ、久々のカラミソ、久々のJフォーム…と
これで燃えないほうがおかしいかと!
バーニングショットさっさと使えよ!ってツッコミは禁句だと思います。
 プロ―バーブランクの落ちた海へ豪快なダイブをかましたダディとギラファ
コモンブランクに封印しろよ!って思いましたが
超接近戦のこの距離じゃあ、そんな余裕は無かったのかな。
 終盤、海岸沿い、悲壮な変身と去年の草加死亡と激しくオーバーラップした今回
「橘が…死んだ」
と言う始の言葉は真実なのか?

・ジョーカーという存在
 バトルファイトはアンデッドがやる気を無くせば、そこで勝利者不在のまま中断される訳ですが
それに対するゲームマスター側の対応措置がジョーカーじゃ無いかと思うんですよ。
理性も無く、どの生物の始祖でもなく、アンデッドを刈りつづけるだけの存在…ジョーカー
(下級アンデッドにも高い知性はあります。人語が話せないだけなんですよね。
 天音を人質に使ってカリスを挑発したドラゴンフライアンデッドがいい例)
「ジョーカーが勝ち残ればバトルファイトがリセットされる」
とギラファが言ってましたがジョーカーって言うのは
アンデッドの闘争本能欠如による中断や、封印を受け持つモノリスに
何かがあって正常なバトルファイト実行されなかった場合に、世界をリセットして
バトルファイト再度開催する為のゲームマスター側のプレイヤーなんじゃないかと思います。
 ヒューマンアンデッドの目的は、ジョーカーに心を持たせて『世界のリセット』を
阻止する事だったんじゃないかと(モノリス不在だからヒューマンは絶対勝ち残れないし)
 『勝者の望みを叶える』と言うルールは、いわばリセットボタン的な役回りの
ジョーカーには例外的に適応されずジョーカーの意思に関係なく
世界は破滅に向かうんじゃないだろうか?
このあたり、ヒューマンアンデッドの読みが“甘かった”って事なのかも


 始の言葉も空しく、大量発生するダークローチ
と言った所で次回
 志村純一役の黒田さんのゲスト出演は意味深です
それよりも…なんか来週は睦月がやばそうですよ!?


第46話
・アバンタイトル
 ケルベロスをプロ―パーブランクらしきカードで封印する天王路…
ライダーじゃなくても封印できるのかよ!
前から思ってたんだけどギラファもブランクカードを手に入れれば
アンデッドを封印できるじゃないのか??
 ラウズカードやバックルの返却を拒否した剣崎達はカッコいいんだけど
この不景気に失業して、これからどうやって喰っていくつもりなんだろう?


・天王路とギラファ
 イレギュラーで発生したバトルファイトでも、勝利者の特典がもらえるらしい
…なんていい加減なシステムだ(笑)
 天王路の目的は、自らを54種目のアンデッドとしてバトルファイトの勝利者となる事らしい
ボード設立もトライアルも、全てそのためだった、と
ここまで明らかになっちゃうと、ますます烏丸所長の出番が無いなぁ
今更ボードストーンから新事実が明らかになるとも思えんし

・ヒューマンアンデッド
 やってる事はスパイダーアンデッドとなんら変わらない訳で
恐らく今回のバトルファイトではヒューマンアンデッドは他のアンデッドを封印できないので
アンデッドの中でも唯一、封印の力を持つジョーカーの意識変革を狙ったんだと思います。
ジョーカーに『万能の力』が宿立った時、ジョーカーが“人間として生きたい”と願えば
人類は滅びずにすむ…そう考えたんでしょうね
まさか自分の子孫が、封印能力を持った擬似ジョーカー“ライダーシステム”を
作るなんて夢にも思わなかったんだろうなぁ
 しかし…彼はどうやって一万年前に勝利したんだろう?
スペック上は最弱と思われるカテゴリー2なのに

・天王路=ケルベロスII
 遂にアンデッドとなった天王路…なんですが
なんでカード吸収能力を使わないんだろうか?
そうすればライダーに負ける事も絶対に無いのに
自分の力に酔って慢心してるのかもしれない

・4ライダー VS ケルベロスII
 4人併走変身、遂に炸裂したブリザードベノム
ワイルドサイクロンと強化RSFの同時攻撃と見所満載のバトルだったと思います。
ブリザードベノムは、ブラックRXと同じモーションらしいですよ?
…さすが次郎さん
 あと、この戦いでギャレンがさりげなく何もしてないのは何故だ
援護でもいいから少しは戦ってくださいよダディ

 フタをあけてみれば「人類を滅ぼして、新しい世界を作る」なんていう
いかにも悪役らしい野望を抱いていた天王路も、ここでリタイア
こうなってくると今後の展開が読めませんね
まさかギラファがラスボスって事はないでしょうし
 あと、スパヒロタイムのダディがはっちゃけすぎだ。笑うって


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